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京都市立図書館で観察される館間コミュニケーションの貧困さについて

ILLを利用して京都市立図書館が所蔵しておらず府下の図書館の所蔵する資料を左京図書館取り寄せで頼むことがある。ときに岩倉図書館取り寄せで頼むこともある。依頼はオンラインではできず、館内の用紙に記入してカウンターに提出する。
今年のあるとき、京都府立図書館所蔵の資料を相互貸借で岩倉図書館で取り寄せしようとしたことがあった。その申し込みを左京図書館で記入し、カウンターに提出した。書類は受理された。
別の日に左京図書館へ行ってみると、和美人の高井主任がこう告げてくれた。京都府立図書館のルールなのだが、ILLの申し込み館と受け取り館は同一でなければならない。私は納得して左京取り置きに変更してもらった。
さて、別の機会に、府立図書館所蔵の別の本を、今度は岩倉図書館で申し込み、左京図書館で受け取れるように手配してもらおうとした。しかし前田主任に用紙を手渡す段になって、私は例のルールを思い出した。前田さんはそのルールのことは知らないようだった。「岩倉で申し込んで、別の館で取り寄せてもらうことはできないんでしたっけ」と尋ねると「そんなことはないと思います」という答えだった。
ちょうどいい。組織論から京都市立図書館の館間コミュニケーションの貧困さについて、昨年の9月にみっちり「市長への手紙」で意見を申し上げたところだ。実際に彼らが変わったのか、変わろうとしたのかを確かめるいい機会でもある。
すんなり岩倉の前田主任はILLの申し込みを受理した。1週間後、電話が岩倉図書館の大門さんからかかってきた。やはり、岩倉で申し込んで、左京で受け取ることはできないとのことだった。
昨年の9月に市長への手紙で力説した、館間コミュニケーションのあまりのなさについて、なんの改善もなされていないことが、これではっきりした。以下に、私が職員だったら、こういう手順がなされるべきだったとするものを示す。
高井主任が「府立図書館からの貸借本は、左京図書館で申し込んだら左京でしか受け取れない」というルールを、知った時点でまずメモしておく。この知識を市民に知らせるために考えを巡らせる。役所あるいは公務を委託した法人は、何事も変えるには決済が必要なのだろう。まずこのことは館長に報告しないといけないのかもしれない。私だったら迅速にすべての館に周知させるように計らうのだが、現時点では京都市立図書館は、館間コミュニケーションに電子メールは使えないことになっているらしい。電話やファックスや手紙を使っているらしい。メールや掲示板だと瞬時に全館に知らせることができるのに、そういった基本的な利便性を活用していないようだ。
しかし高井主任は、あいかわらずそういった行動はいっさいとらなかったようだ。
京都市立図書館の ILLの冊数は相当なものだ。なかには私の例のように複数の館を利用する者も少なくないはずだ。仮に10%程度が「A館で申し込んでB館で受け取りたい」という需要があったとしても、相当な冊数になる。
事務の手間を省くためにも、利用者の利便を図るためにも、「A館で申し込んでB館で受け取りたくてもできない図書館」の情報を、ホームページやカウンター上に置いているQ&Aなどで明記しておくべきだ。そういった発想ができない職員がいるというのは、残念で仕方がない。
普段から、利用者のために改善したい、と考えていれば、手をこまねいているということはできないはずだ。
高井主任は貴重は情報を得たにもかかわらず、自館だけの知識として持っておくことに甘んじ、京都市立図書館の他館と、その貴重な情報を共有しようとしないのだ。なんのためのコンソーシアムなのだろう。数の優位を利用できていないではないか。
利用者のほうも、ホームページを見れば、地域館はそれぞればらばらの館ではなくて、共に哲学と目標と道具と人材を共有したひとつの有機体なのだと思う。しかし現実に各館の職員は館ごとに考えもっばらばらで、ひとつの館の情報が他館と迅速に共有されない現実があるのだ。
高井主任は、まず館内で新情報<府立図書館からのILLは、A館で申し込んでB館で受け取れない>を共有するよう図るべきだった。そしてその知識をほかの館と共有するように図るべきだった。
以上見たように、館間コミュニケーションの痛いほどの欠如は、私が昨年9月に詳細に提案してからも一向に改善されていない。担当の佐々木善弘業務係長はいったい仕事をしているのだろうか。倫理だけでなく実行力も持ち合わせていないではないか。ないないづくしではないのか。こういう人間を重要なポストに置き続けてもいいのだろうか。市民にとっては残念な話だ。


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コメント

こんなにも左京図書館及びその他の図書館について書かれたブログがあったんですね。

私も左京図書館には不満です。

私は左京区に住んでいて、先ほど左京図書館にも行ってきたのですが、
カウンター内でくすくす談笑してるんですね。

で、目当ての本がなかったので直ちに帰ろうとしたら、ものすごいそろってガン見されて、気分悪かったです。

後で確認しても、変な服も髪型でもなかったし、あれには傷つきました。

人があまりいなかったのか、何かのタイミングが悪かったのかはわかりませんが。

もう利用したくないです。

よくなってほしいですね。

ここに書いても、違うでしょうけれども、失礼しました。

投稿: よこ | 2013年5月 1日 (水) 18時58分

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