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公務員の公務は公開対象だ

当会報の一部の記事だけ読まれて、「実名批判はおかしい」という言説が図書館関係者の側であるようだ。それに反論したい。


まず京都府立図書館の非正規職員の<きよこ>さんへの反論からだ。当会報が「悪口」「実名」を使っているとの論点だ。

まず、当会報の図書館の記述は「悪口」ではない。事実を詳細に記述したまでだ。事実ということを知らせるのに「実名」は不可欠だ。記事には5W1Hが必要だ。そのひとつの要素にすぎない。

次に、公務員はその公務の時間の仕事はすべてオープンでなければならない。だから名札をつけて仕事をしているのだ。それについて観察したことを口外しても、なんの問題もない。

公務員はみな情報公開法を読むべきだ。公務も公開の対象である。不開示としない情報として、こう書いてある:

人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、公にすることが必要であると認められる情報


UNESCO公共図書館宣言にも図書館の自由に関する宣言にも、その他の宣言や綱領にも書いてあるとおり、外国語しかしゃべれない人にも図書館サービスを 享受する権利がある。しかし現在、京都市という国際都市ですら、そういった認識に乏しいのが実情だ。左京区の区役所のイミグレーション担当の職員すら、館 員が英語で対応できないのは仕方がないという認識だ。左京図書館の横山勝も、長尾浩もまったく聞く耳を持たなかった。

それに対して練馬区の取り組みは、京都市とは雲泥の差だ。数年も前から、多文化社会への取り組みを明確に打ち出している。

左京図書館の長谷川さんや井上さんの名前を出したのは、日本語をしゃべれない人への権利をないがしろにしている実態があることを、科学的記述とまではいわ ないが事実を遍く知らせる意図があるからだ。先にも述べたように、何度も<市長><市立図書館の5館以上><京都市教育委員会総務課><同生涯学習課> <京都アスニー>に報告・事実確認の要請を求めたのに、さんざん無視されてきた。これがウェブで明らかにする背景なのだ。左京図書館の高井主任が OPAC の説明を嫌がったり、疑問を聞いても次回に答えられるようにするという心構えもなく、提案にぶすーっと面倒くさそうな態度全開だったり、尋ねても聞こえな いふりをするだったり、レファレンスを急に断ったり、など、ひとつの点だけではないのだ。我慢に我慢を重ねて、その結果なのだ。

実際に外国語話者などの社会的弱者がうっとおしがられるという扱いを受けているのに、それらの関係者たちは、典型的な公務員の態度で接する。

「私は関係ない」「私たちの部署は関係ない」「直接市立図書館に話してください」「上司に伝えます」「市立図書館に伝えておきます」という答えばかりだ。 だれも「結果がわかれば折り返し連絡したいと思います。ご連絡先を教えてくださいますか」という応対ができない。これは日本人の美学からすれば異常であ る。

市教委の総務課の酒井係員は、実に爽やかな青年だ。しかしその清潔な外観とは裏腹に、実際の対応は冷血そのものだ。

「長尾浩問題」に関して私から電話で2回、事実関係のチェックを要請された。CCTVに、長尾の問題行動が写っていないか確認してほしいという要請だ。し かし電話で返事もせずに放置した。3回目、今度は情報公開コーナーの部屋で対面した。そのときはじめて「これはあなたと市立図書館の問題なので直接話し 合ってください」と言った。なぜ1回目の電話のときに、そう言わなかったのだろうか。電話の態度が爽やかなので、彼ならなんとかしてもらえると期待してい たのが裏切られた。

公務は公衆に知られてもいいということは、公務を委託された者にもその原則があてはまる。だから非正規職員であろうとなかろうと、公務を行うものが公務として行う仕事はすべて観察の対象だ。実名であろうとなかろうと、公務をする者の負うべき義務である。

公務員は名札をつけている。名札をつけて市民や府民に対応している行動は、市民が他言してもよい。情報公開の原則に、「市民ひとりに公開していい情報は、いかなる人に公開してもよい」というものがある。まさにこれである。

第2に、「実名」を挙げざるを得ない状況を、「京都市立図書館」のカテゴリーの記事を読んでいない人にはわからないようだ。

まず「市長への手紙」で訴えた。2回も無視されたほか、運営からは返事もこないことが常であった。左京図書館の館長から総務課への報告によれば、なにも起こらなかったことになっていた。

何度も京都市立中央図書館に電話で訴えた。みな係長に話を回すのみで、みな「私は関係ない」という反応だった。市立の別の複数の図書館にも何度も訴えた。しかしみな、公務員あるいは準公務員の常で、市立中央か上司に伝えるのみ。なんの改善も反省もなかった。

この会報で、具体的な記述とともに正当な批判を繰り広げるのは、不本意だが最後に近い手段なのだ。

三日目のネコ (きよこ館)


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