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図書館の学徒の間から発生した新しい漢字

京都精華大学には司書養成のコースがあるようだ。情報館の資格試験コーナーという小部屋があって、そこには図書館関係の資料が充実していて便利だ。

そこに図書館に関する新聞の切り抜きを集めてあるファイルがある。ぱらぱらブラウジングするだけでも参考になる。クリップとともに、司書養成の講座の学生 の感想が入っている。感想はすべて手書きだ。そこで面白いことを発見した。「図書館」の代わりに一字で次の画像のように書いてあるのだ。クリックすると元のサイズで表示します

面白いと思いながら次々と読み進めていった。するとその学生だけではなかったのだ。計7人もの学生が、「図書館」を画像のように省略していたのだ。

これは専門語(jargon)とまでは言えず、個人言語(idiosyncracy)以上のグループ言語とでも言えそうな新語である。

私は似たことを思い出した。ある大学の卒業者の物理の先生は、代数の X のことを「エッス」と読んでいた。生徒から笑いが起きていたものだ。

大学の情報科学のある講座の先生も同じ様に発音していた。同じ大学の出身者だった。

もっとも「エッス」という発音の傾向は他の単語にも見られる(インキとインクの例など)ので、所属グループの痕跡とまでは言えないかもしれない。

しかし「図書館」の例は紛れもなく痕跡を残すのだ。そういえば高校の歴史の先生も、「歴」の部首以外を省略していた。

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