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2010年2月

大谷大学へ行ってきた、の巻

大谷大学の図書館を利用した。初めての利用だった。以前読もうとして難しすぎて読めなかった論文を読んだ。相変わらず抽象的でよくわからない。隅に畳のコーナー(文字通りコーナーにあった)があった。かつての精華大学みたいだ、わーいと思ってしばらく寝そべった。職員がきて、遠慮しろといわれた。

精華大学は特別な大学みたいだ。精華大学はアメリカの大学みたいに開かれた度合いが大きい。大坪課長に、特定のアメリカの大学を参考に作ったのかと尋ねたら、そういうわけでもない、特に参考にしたということはないとの答えだった。天井の高さといい、蔵書の魅力といい、本当に使い勝手のいい大学図書館だ。

1日いただけではよくわからないが、大谷大学には特別印象を受けたというわけでもなかった。多くの大学をめぐったが、学外者が閉架書庫を自由に出入りできるのは早稲田の中央と、記憶がおぼろげだが東洋大学ぐらいしかないのか。早稲田の中央の図書館の書庫には強烈な衝撃を受けた。紫外線対策なのか、普通の蛍光灯ではなく特殊な色の蛍光灯(蛍光灯かわからないが、何かの光)だった。

大谷大学で特筆すべきなのは、学食のうどん・そばである。「同窓会そば」というものを頼んだ。上にトッピングとしてかぼちゃのテンプラを選んだ。滅茶苦茶うまかった。学食に味は期待しないのだが、ここのそばの出汁が最高だった。2時間も経たずしてもういちど食べに行った。

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京都大学の学部の図書室

京都大学図書館の学部図書館について綴ってみる。
学部によって運営方法がまったく異なるのが面白い。他の大学よりその振幅が大きいのでは?文学部図書館が一番敷居が高い。他は気楽にいって利用できる。

人環・総人図書館:IDカード不要、用紙に記入。
理学部生物中央図書室:フリーパス。同生物図書室:フリーパス。
農学部:フリーパス。
文学部:事前に連絡・紹介状が必要。
医学部:用紙に記入。

動物園の職員への質問に対する解説でわからなかった質問を聞いてみた。農学部図書館の司書は、質問に対する手掛かりもわからないし、うちの大学には獣医学部はないからレファーラルもできないとのことだった。理学部図書室は学外者にはレファレンスはしないと断ったうえで、それでも大学博物館の人に聞けばわかるかもしれないと教えてくれた。

理学部生物図書室には明らかに猫好きな職員が1名いた。そこの図書館にはタクソノミーと哺乳類学のジャーナルを読みに来たのだが、私が「今日は〈ネコ目イヌ科の謎について〉調べに来た」というとそれだけで笑ってくれた。もう一人の職員は、なぜ笑ったのかわからず目を丸くしていたのが面白かった。その職員のためにもう一つのヒント、「文部省の理不尽な指針」と付け加えても、やはり笑いのツボがわからなかったようだ。

この笑った職員がなぜ猫好きなのかというと、次の質問にたいする「食いつき」がよかったからだ。猫のチャタリングに関して聞いてみた。その職員は猫が好きならしく、もう一人の職員が「猫はそういうこと、するの?」とその人に聞いていた。猫を飼っているらしい。おまけに猫好きに違いない。あの食いつきようからはそう思える。ちなみに私は猫好きな人は大好きだ。洒落た小物がいっぱい並べてあるカウンターを見て、オシャレなカウンターですね、といったら一瞬うれしそうな顔をしたのもよかった。

医学部図書館では解剖図鑑などで医学用語に親しんだ。レファレンスをお願いしたのだが、別の機会に話をしたい。Primal Pictures という面白そうなデータベースのパンフレットがあった。肉単3-Dがあれば用足りるとは思うが、気になる存在だ。

どうでもいい情報かもしれないが、食堂について。ご飯のS,M,Lのサイズがあるが、Mのサイズが馬鹿に大きい。絶対Lを頼んだほうが得だ。食堂に関して、別の機会に大谷大学の学食の同窓会うどん・そばについてコメントしたい。一番おいしいソバだったからだ。

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精華大学のレファレンスは質が高いゾの巻

京都精華大学情報館のレファレンスサービスを利用してみました。

きっかけは、NDLのレファ協で精華大学情報館のレファレンス担当の方のインタビューを読んだことです。それがきっかけで最近京都精華大学にレファレンスを2件お願いしてみました。

ひとつは環境問題でした。Youtube に英国のテレビ番組 "The Global Warming Swindle" がアップされていて、それを見ての疑問でした。地球温暖化人為説への懐疑派によると、地球温暖化のあと800年後れて地球のCO2濃度が上がります。これを詳しく解説した本が知りたいというのが依頼内容でした。

もうひとつは漫画関係の疑問です。日本の漫画では、「形喩」が過剰なほど豊富なのに、外国の漫画で使われるそれが思い浮かばないのです。両者を比較して体系的に解説した本はないか、というのが依頼内容でした。

環境問題はKさんが、漫画はNさんが担当してくださいました。希望期限を設けなかったこともありますが、それだけではなく二人とも実に意欲的で、多くの参考文献を挙げてくださっただけでなく、挙げられた参考文献に沿って、丁寧にそれぞれ解説してくださいました。

特に感動したのが、Nさんです。ただ機械的に仕事をするのではなく、あたかもひとつの作品を提示するように、参考文献リストを有機的に作成し、魅力たっぷりの解説をしてくださいました。話がおもしろい、発想がおもしろいだけでなく、司書さん自身がそのレファレンス内容を調べるのが楽しかったかのように話されましたのですごくうれしかったです。回答自体の質も高いものでした。

このように、京都精華大学のレファレンスは今までで最高でした。一般にも開放されているのがうれしいです。ここの図書館はレファレンスが優れているだけでなく、蔵書も魅力的ですし、提示の仕方もすばらしいと思います。建物も西洋の図書館のように、天井がバカに高いし、それがすごく開放的で何時間もいたくなります。

質問者にとって何よりうれしいのは、ある質問が、回答者さんにとっても考えて調べる意義のある質問と思ってくださることです。それが感じられた時、すごくうれしくなります。たとえそれが面白く思っている演技であっても、質問者を不快にさせない礼儀であっても、本心から面白いと思っているのであっても、いずれにせよすばらしいことだと思います。

NさんとKさんに提示していただいた本は読み始めているところです。全部読んだら感想を書いてメールでお礼とともに送るつもりです。

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京都市動物園で質問しまくったゾ、の巻

京都市動物園へ行った。左京区岡崎にあり、通称「岡崎動物園」という。ややこしいのは、名古屋に「東山動物園」があることだ。なぜややこしいのかという と、岡崎動物園は東山区に限りなく近い左京区にあるからだ。私はつい先日まで「岡崎動物園」イコール「東山動物園」だと思っていた。

京都市動物園は最高に遊び心のある公園である。水道の蛇口が、西ヨーロッパの大聖堂のガーゴイルみたいに(あるいは日本の浴場のライオンみたいに)なって いる。微笑ましい。爬虫類館には小学生のカエルを使っての遊びが紹介されていた。焼けたマンホールにカエルをくっつけて遊ぶ、など。残酷な遊びだな。爆竹 入れてた近所の子はいたが、どちらも残酷だ。そういう話も紹介するところが日本らしい。アメリカだと、子供の目に触れるところでそのような残酷な情報は載 せないだろう。載せても苦情がすぐに来るに違いない。Youtube のコメント欄を見ても想像がつくよね?

ハクビシンは私が尋ねていた数時間のあいだ、ずっと寝ていて顔を見せてくれなかった。本当はいけないのだが手をパン、と叩いてみた。ビクッと体躯を動かし たのが見えたが顔をあげてもくれなかった。ミー子を思い出した。猫は気心の知れた飼い猫であってもパンと叩いたらビクッと跳ね起きる。さすがは檻のなかの 動物、ぜったいそこが安全だということを知っている。

直接動物に触れるコーナーがあった。そこに遊び心があった。「ヒト---霊長類...ヒトも動物です!」客から受けていた。しゃべるオウムを肩にのっけて いる女性職員(ボランティアかもしれない)がいた。本当に動物好きなうっとりした目をしていた。孫を見るかのような目だった。アルファ派がたっぷり出てい そうな。

ラマの顔と体形がまぬけでかわいらしかった。鶴のペアでの鳴きが急に入って、その音量の大きさに思わずびっくりした。

爬虫類館の蝙蝠は、仲間同士ずっと喧嘩していた。他人事ながら、すこし心配になった。蝙蝠はやはり怖い。

一番の目的は、付属図書室のレファレンスを受けることだ。質問が7個ほど用意してある。しかし司書はいなかった。事務所に直接尋ねた。詳しい飼育員を呼び 出してもらった。仙骨や腸骨の穴はなんのため?猫のチャタリングに正式名称はあるのか?なぜ猫はそういう行動をとるのか?ボブキャットなど尻尾の短い品種 は野生での生存率は低い?猫の背中をさすると尻尾を内側にそらせるが、あれは反射なのか、自律的なのか?猫が鼻がたえず濡れているが、甘えているときに顕 著に思うが、実際にそうなのか?などの質問をした。

猫のチャタリングに関しては、わからないという回答だった。チャタリングはクリッキングともいう。正式名称が知りたかった。猫が鳥やレーザーポインターに 向かって震えた声をだす、あれだ。猫を飼っている人にしか知らないだろう。ボブキャットに関しては、そのような資料は知らない、ただ、尻尾が短いからと いって生存率が低くなることはないだろうとのことだった。やはりボブキャットは木登りが。苦手なのだろうか。そのことだけ確かめてよしとしよう。猫の尻尾 ののけぞりにかんしては、わからないとのことだった。ただ、面白いことを聞いた。「交尾姿勢だと思ったのだが、オスもするからね」。やはりそうですよね。 野良のオス猫の背中をさすったときもしていたように思うからだ。あれはいったいなんの現象なのだろうか。専門としている人がいたらその名前を教えてほし い。

岡崎動物園では客と売店の販売員に、猫以外で同様の現象を見たことがあるか尋ねてまわった。だれひとり知らなかった。猫ですらそのような現象があることを知らない人がほとんどだった。知名度ないんですね。

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